地獄サバイバル術
職場での女子トーク。それは私の心をすり減らします。だからあまり関わらなくても済むように、最初のうちに手を打っておくのが肝心です。
「オムライスにケチャップで『大好き』って書く女の心理が理解できない」と私が言った時、一緒にいた女子社員達は一人を除いては皆「え、私結構やるよ」という答えが返ってきました。ああ、先が思いやられるなと思った私は、チャンスがあれば女子トーク苦手です=マイノリティであることをアピールするようにしていました。
例えば前の職場にいた男性社員の奥さんは、
通淋巴旦那が仕事中にも関わらず「体重が1キロ増えちゃった(涙)」とメールしてくるような女性でした。その女を話題にして馬鹿だよねー暇だよねー体重一キロ増えたことくらいしか心配することがないってことは人生は上々だよねーとはっきり言ってしまうことで、ああシェヘラザードさんって女の気持ちのわからない人というか、女子力低いっていうか、共感する力のない人なんだなと思われるため、くだらない女子トークをふられることがなくなります。こいつと話しても面白くないって思われると後が楽。ほんと、最初が肝心ですよ。
ただ、ケチャップで大好きって書くような女心がわからないと言った時に同意してくれた女の子や私は、こてこての日系企業の女社会ではやはりマイノリティであって、評価されません。
王賜豪醫生 くだらない女社会をすいすい泳ぎきるには共感することって大切ですよ。女子トーク地獄を生き抜くには柔軟性とあきらめが必要です。特に仕事って自分一人じゃできないことが多くて、何かあった時にやっぱり助けてもらえないと困るじゃないですか。だから苦痛ですけど、時々女子トークの相手をしておく必要もあると思います。それか仕事で相手に貸しを作っておくとか。
それからこういう女社会で自分がマイノリティであるという自覚も大切です。
自分はべたべたな女子トークを聞いたところで面白くもなんともないとはいえ、ほとんどの人達は面白いと思っているわけです。マイノリティの自分の好みだとか価値観に合う人がいたらいいななんて願わずに、まあ職場はお給料をもらうところだから仕方ないかってあきらめて生きていた方が楽ですよ。職場にエンターテイメントを求めないこと。 一日に8時間くらい過ごすところだから面白い環境であったほうがいいに決まっていますが、もうね、面白くしようとする努力に費やすエネルギーがもったいないと、マイノリティ社会人生活を長年送ってきて思いました。
柔軟性についてですが、
遊學團
どんなにくだらなくても時々女子トークに参加する程度の柔軟性はあった方がいいです。女なんて便秘解消とダイエットのネタを投入しておけば後は勝手に喋ってますから、投入してしばらくしたらその場から離れていいです。ネタを投入しただけでも参加した実績としてカウントされますから、ああ、あの人は交流を拒否しているわけではないんだなと思ってもらえます。